第27期 第2回 会合報告
2015年4月22日水曜日 10:50〜15:30
出雲ロイヤルホテルにて、第27期 第2回が開催された。
布野泰子第27期会長の挨拶 ののち、ビジネス開始。
各種報告、特別審議事項2件、一般審議事項1件、滞りなくビジネスは終了した。
一般社団法人 出雲青年会議所理事長 小豆澤貴洋様よりコメントを頂戴しました。 
昼 食 ・ 歓 談
 プログラムテーマ スピーチの魅力
第27回スピーチコンテスト 
 会長の発声で、午後の部が開始。 


  インスピレーション


自分の考えに心しよう!それは言葉になります。

自分の言葉に心しよう!それは行動になります。

自分の行動に心しよう!それは習慣になります。

自分の習慣に心しよう!それは人格になります。

 自分の人格に心しよう!それが運命になるのです。


      
          
プログラムリーダーが、スピーチコンテストのルールを説明、コンテストの開始。
 
第1スピーカー 

カテゴリー  時事に関するスピーチ    
論 題 キーワード 
題 目  期待の経済学者発見 
      
第2スピーカー  

カテゴリー  楽しませるスピーチ     
論 題  糧
題 目  出会い
   
第3スピーカー  

カテゴリー  説得するスピーチ      
論 題 チェンジ
題 目  変身

第4スピーカー  

カテゴリー  情報を伝えるスピーチ   
論 題
題 目  希望の光

第5スピーカー  

カテゴリー  楽しませるスピーチ    
論 題 大切なもの
題 目  自分らしさを大切に

第6スピーカー  

カテゴリー  鼓舞するスピーチ     
論 題 道標
題 目  腑に落ちる

第7スピーカー  

カテゴリー  楽しませるスピーチ
論 題 笑顔
題 目  お母さんは魔法使い?!

7名の各クラブのスピーチコンテストの優勝者が、5分から8分のスピーチに挑みました。
表 彰 式
 第27回スピーチコンテスト日本語の部の優勝者は、

加納千恵美会員(とっとり砂丘)

カテゴリー  楽しませるスピーチ
論 題 笑顔
題 目  お母さんは魔法使い?!
おめでとうございます。すばらしいスピーチを聴かせていただき、ありがとうございました。

優勝された加納千恵美会員は、来る6月4.5.6日に開催される第33回日本リージョン年次大会の

スピーチコンテスト日本語の部の出場権を得ました。 
 
審査員   財団法人 ふるさと島根定住財団理事長  元島根県教育委員会教育長 

藤原 義光様より、コメントを頂きました。

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おしゃれで凛とした皆様と共に、島根県の魅力を発信してまいりたいと思います。
 
 同じく、審査員 リージョンライティングコンテスト委員長
松本 敬様(カウンスルNo.5豊中クラブ会長)より、コメントを頂きました。

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「スピーチとは、デザインであって、アートではない」
アートは、自分自身を表現し、相手のことは、あまり考えない。
デザインは、クライアントがいて、クライアントの目的にあったものでなければならない。
椅子をデザインするときは、すわり心地が求められる。
スピーチも同じで聴き手のことを考えてスピーチを考えなければならない。
本日のスピーチは、すわり心地のよい椅子の如く、気持ちのよいものでした。
『 お 香 を 聞 く 』
香道御家流直門師範  大谷 暁和(ぎょうか)様 
≪講師プロフィール≫      出雲文化伝承館副館長     元ITC出雲クラブ会員
                   香道御家流直門師範として島根、岡山、広島にて会を主宰し、
                   長年 香道の指導と普及にあたっている。
 
 香 道

御家流  流 祖   三條西実隆(さんじょうにしさねたか)逍遥院堯空(しょうよういんぎょうくう)1455年〜1537年

二十三代  三條西公彦堯水(さんじょうにしきんよしぎょうすい)1962年〜          

御家流和草会(おいえりゅうにこぐさかい)   昭和六十年十一月十七日発会 主宰 大谷香代子暁和


香道は、茶道・華道と同じく、室町時代東山文化の中に芽生えたもので、

茶道・華道・香道は三位一体であるとも言われます。

茶道で使うお茶・華道で使うお花は、日本の日常家庭にありますが、

香道で用いる「香木」はほとんどありません。

香木は、日本国内には産出しない、すべて東南アジアからの輸入物です。

香木が身近になかったことが、現在日本の伝統文化として、

茶道・華道のようには広まらなかった理由のひとつでしょう。
 
 お道具と香炉 衣服に香をたき込めるおりに衣服をかける伏籠(ふせご)
 
組 香
 (くみこう)

数人以上の会合で、二種類以上の天然の香木を

一定の作法方式に基づいて焚き、その香りに繊細に関りながら、

文学・詩歌・故事風俗・花鳥風月・季節感などの主題を鑑賞する芸道。

室町時代に基本型が出来、江戸時代に発展、江戸中期に家元制度が確立。

1741年 七事式の制定 茶道表千家流如心斎・又玄斎一燈・川上不白

香の式によれり  「茶話抄」
香 十 徳 
  
感格鬼神  感は鬼神に格(いた)る  感覚が鬼や神のように研ぎ澄まされる 
清淨心身  心身を清浄にす 心身を清く浄化する 
能除汚穢  よく汚穢(おわい)を除く  穢(けが)れをとりのぞく 
能覺睡眠  よく睡眠を覚ます  眠気を覚ます 
静中成友  静中に友と成る  孤独感を拭う
塵裏偸閑  塵裏に閑(ひま)をぬすむ  忙しいときも和ませる 
多而不厭  多くして厭(いと)わず  多くあっても邪魔にならない
寡而為足  少なくて足れりと為す  少なくても十分香りを放つ 
久蔵不朽  久しく蔵(たくわ)えて朽ちず  長い間保存しても朽ちない 
常用無障  常に用いて障(さわり)無し 常用しても無害 


実際に、「國引香」を、フロアーの会員全員が体験、二種類の香木の香りを聞き分け、

作法にのっとり、手記録紙(てぎろくし))に回答を記した。 

心身ともに穢れをとりのぞかれ、和やかな時が流れるようであった。
小川乃り子プログラムリーダーそして布野泰子会長が、講師の大谷暁和様に謝辞を述べ、プログラム終了。
大原 慶子リージョン第2副会長より、コメントを頂きました。 

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今日は、3つ聞くことが出来ました。

一つ目は優雅なお香の香り、心が研ぎ澄まされました。二つ目は、心に届く、素敵なスピーチ。

三つ目は、No.7の皆様からお声をかけていただき、たくさんのことをお聞きすることが出来ました。

はじめてNo.7にお邪魔いたしました。印象は、皆様、才覚のある方々ばかりという事です。

私が考える才覚とは、伝統、歴史を重んじ、厳しい風土が培ったと思われる工夫する力、

そこから何かを作り出す創造力です、 内からあふれる才覚、品格のある方々の集まりに、

また是非、お邪魔したいと思います。
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コーディネーターが、

登録者数  104名   ゲスト数  24名   総数 128名   会員出席率 69.3% と、報告した。
 会長が、コーディネーター並びに担当の出雲クラブ、

そして出雲ロイヤルホテルに謝辞を述べた後、閉会を宣言した。
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