第27期 第2回 会合報告
2015年4月22日水曜日 10:50〜15:30
出雲ロイヤルホテルにて、第27期 第2回が開催された。
布野泰子第27期会長が開会を宣言、ITC宣誓を全員で唱和したのち、
ゲスト紹介、会長挨拶。 
ビジネス開始。

景山良子書記が、ロールコール。

各クラブのカウンスルへの派遣員が、

クラブ名と名前を述べた。
ビジネスは、

議事録承認、通信報告、会計報告、

役員報告、役員会報告、

任命役員報告ののち、

       


常任委員会報告、指名委員会報告、特別委員会報告がされた。
 審議では、まず、次期指名委員選挙の投票が行われた、
次期役員選挙が、各候補とも追加指名なく、口頭採決にて執り行われた。
藤井豊子テラー長が、指名委員選挙結果を発表した。
続いて、カウンスルNo.7会則修正案の審議が行われた。
審議結果報告    特別審議事項

次期役員選挙結果 
会 長    稲井 幾子 
第1副会長    津田 恵子 
第2副会長    竹川奈保子 
書 記   中井 明子 
会 計   稲墻 裕子
   
次期指名委員選挙結果 
指名委員長   秦野 順子
指名委員   清水 典子 
指名委員   太田千世子 

一般審議事項
 カウンスルNo.7会則修正案1と修正案2の審議

いずれも、挙手による採決の結果、賛成多数で可決された。

お知らせ 会則・決議委員会から 最新の会則はこちらから確認ください。(こちらをクリック下さい)
一般社団法人 出雲青年会議所理事長 小豆澤貴洋様よりコメントを頂戴した。 
江田 咲子コーディネーターがアナウンスメントをした。 
昼 食 ・ 歓 談
プログラムテーマ スピーチの魅力
第27回スピーチコンテスト 
 会長の発声で、午後の部が開始。  



    インスピレーション

自分の考えに心しよう!それは言葉になります。

自分の言葉に心しよう!それは行動になります。

自分の行動に心しよう!それは習慣になります。

自分の習慣に心しよう!それは人格になります。

自分の人格に心しよう!それが運命になるのです。


      
          柴田久美子(米子)
プログラムリーダー

小川 乃り子会員(米子マンデー)、

スピーチコンテストのルールを説明。
 
計時係  津田 恵子・渡部 麻里子会員(松江)

スピーカー  又賀 敬子会員(松江)

カテゴリー  時事に関するスピーチ

論 題    キーワード

題 目    期待の経済学者発見

   
スピーカー  谷田恵美子会員(米子)

カテゴリー  楽しませるスピーチ

論 題    糧

題 目    出会い
スピーカー  西尾美智子会員(出雲)

カテゴリー  説得するスピーチ

論 題    チェンジ

題 目    変身
スピーカー  北本 千枝会員(鳥取)

カテゴリー  情報を伝えるスピーチ

論 題    光

題 目    希望の光
スピーカー  野口美智枝会員(倉吉)

カテゴリー  楽しませるスピーチ

論 題    大切なもの

題 目    自分らしさを大切に
スピーカー  王島 淳子会員(米子マンデー

カテゴリー  鼓舞するスピーチ

論 題     道標

題 目     腑に落ちる
スピーカー  加納千恵美会員(とっとり砂丘

カテゴリー  楽しませるスピーチ

論 題    笑顔

題 目    お母さんは魔法使い?!
すべてのスピーチが終わり、審査に入った。テラーが集計中、審査員、スピーカーの紹介などが行われた。
表 彰 式
 第27回スピーチコンテスト日本語の部の優勝者は、
加納千恵美会員(とっとり砂丘)
2位 野口美智枝会員(倉吉)  3位 北本 千枝会員(鳥取) 
おめでとうございます。すばらしいスピーチを聴かせていただき、ありがとうございました。
優勝された加納千恵美会員は、来る6月4.5.6日に開催される第33回日本リージョン年次大会の
スピーチコンテスト日本語の部の出場権を得ました。 
 佐藤洋子スピーチコンテスト委員長から、全員に参加賞がおくられた。
審査員   財団法人 ふるさと島根定住財団理事長  元島根県教育委員会教育長 

藤原 義光様より、コメントを頂いた。

おしゃれで凛とした皆様と共に、島根県の魅力を発信してまいりたいと思います。
 
 同じく、審査員 リージョンライティングコンテスト委員長
松本 敬様(カウンスルNo.5豊中クラブ会長)より、コメントを頂いた。

「スピーチとは、デザインであって、アートではない」
アートは、自分自身を表現し、相手のことは、あまり考えない。
デザインは、クライアントがいて、クライアントの目的にあったものでなければならない。
椅子をデザインするときは、すわり心地が求められる。
スピーチも同じで聴き手のことを考えてスピーチを考えなければならない。
本日のスピーチは、すわり心地のよい椅子の如く、気持ちのよいものでした。
審査員 川崎 邦子様
(カウンスルNo.4岡山クラブ) 
審査員代理 長廻 淑子様
(元出雲クラブ会員) 
『 お 香 を 聞 く 』
香道御家流直門師範  大谷 暁和(ぎょうか)様 
≪講師プロフィール≫      出雲文化伝承館副館長     元ITC出雲クラブ会員
                   香道御家流直門師範として島根、岡山、広島にて会を主宰し、
                   長年 香道の指導と普及にあたっている。
 
 香 道

御家流  流 祖   三條西実隆(さんじょうにしさねたか)逍遥院堯空(しょうよういんぎょうくう)1455年〜1537年

二十三代  三條西公彦堯水(さんじょうにしきんよしぎょうすい)1962年〜          

御家流和草会(おいえりゅうにこぐさかい)   昭和六十年十一月十七日発会 主宰 大谷香代子暁和


香道は、茶道・華道と同じく、室町時代東山文化の中に芽生えたもので、

茶道・華道・香道は三位一体であるとも言われます。

茶道で使うお茶・華道で使うお花は、日本の日常家庭にありますが、

香道で用いる「香木」はほとんどありません。

香木は、日本国内には産出しない、すべて東南アジアからの輸入物です。

香木が身近になかったことが、現在日本の伝統文化として、

茶道・華道のようには広まらなかった理由のひとつでしょう。
 
 お道具と香炉 衣服に香をたき込めるおりに衣服をかける伏籠(ふせご)
 
組 香
 (くみこう)

数人以上の会合で、二種類以上の天然の香木を

一定の作法方式に基づいて焚き、その香りに繊細に関りながら、

文学・詩歌・故事風俗・花鳥風月・季節感などの主題を鑑賞する芸道。

室町時代に基本型が出来、江戸時代に発展、江戸中期に家元制度が確立。

1741年 七事式の制定 茶道表千家流如心斎・又玄斎一燈・川上不白

香の式によれり  「茶話抄」
香 十 徳 
  
感格鬼神  感は鬼神に格(いた)る  感覚が鬼や神のように研ぎ澄まされる 
清淨心身  心身を清浄にす 心身を清く浄化する 
能除汚穢  よく汚穢(おわい)を除く  穢(けが)れをとりのぞく 
能覺睡眠  よく睡眠を覚ます  眠気を覚ます 
静中成友  静中に友と成る  孤独感を拭う
塵裏偸閑  塵裏に閑(ひま)をぬすむ  忙しいときも和ませる 
多而不厭  多くして厭(いと)わず  多くあっても邪魔にならない
寡而為足  少なくて足れりと為す  少なくても十分香りを放つ 
久蔵不朽  久しく蔵(たくわ)えて朽ちず  長い間保存しても朽ちない 
常用無障  常に用いて障(さわり)無し 常用しても無害 


実際に、「國引香」を、フロアーの会員全員が体験、二種類の香木の香りを聞き分け、

作法にのっとり、手記録紙(てぎろくし)に回答を記した。 

心身ともに穢れをとりのぞかれ、和やかな時が流れるようであった。
小川乃り子プログラムリーダーそして布野泰子会長が、
講師の大谷暁和様に謝辞を述べ、プログラム終了。
大原 慶子リージョン第2副会長より、コメントを頂いた。 


今日は、3つ聞くことが出来ました。

一つ目は優雅なお香の香り、心が研ぎ澄まされました。二つ目は、心に届く素敵なスピーチ。

三つ目は、No.7の皆様からお声をかけていただき、たくさんのことをお聞きすることが出来ました。

はじめてNo.7にお邪魔いたしました。印象は、皆様、才覚のある方々ばかりという事です。

私が考える才覚とは、伝統、歴史を重んじ、厳しい風土が培ったと思われる工夫する力、

そこから何かを作り出す創造力です、 内からあふれる才覚、品格のある方々の集まりに、

また是非、お邪魔したいと思います。

江田咲子コーディネーターが、

登録者数  104名   ゲスト数  24名   総数 128名   会員出席率 69.3% と、報告した。
 会長が、コーディネーター並びに担当の出雲クラブ、
そして出雲ロイヤルホテルに謝辞を述べた後、
閉会を宣言した。
 コーディネーター   江田咲子
 コ・コーディネーター 岡 澪子
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