第30期 第1回 会合報告 
 30周年記念会合
 
2017年11月1日(水) ホテルニューオータニ鳥取に於いて

ITC カウンスルNo.7第30期第1回会合が、30周年記念会合として、華やかに開催された。
 
鳥取市副市長 羽場 恭一様より、コメントを頂戴した。

近年、PC・スマートフォンはじめ電子機器の進化により、人と人とのコミュニケーションが苦手な若者が見られ、
その結果、うつ病を発症したり、婚期を逃しているように感じることがあります。
少子高齢化の社会、よりかかわりが密になりますと、コミュニケーションの大切さを痛感するわけで、
皆様の活動が、地域社会を元気にする原動力となることを期待いたします。
節目の大きな大会をこの地で開催されたことに感謝し、ますますの発展を祈念します。
 
年間テーマ   継承と向上 ~叡智をめざして~

住田 実寧子会長が、
沢山の皆様と30周年記念会合を開催出来ましたこと大変に嬉しく感慨深いことです。
ひたむきに学ぶ気風が山陰の地に脈々と引き継がれ、現在に至ります。
会員の減少が危惧されますが、第5回「ITCのつどい」をはじめ、広報活動を活発に致します。
皆様方の生き生きした姿が、地域社会を活性化することでしょう、共にがんばりましょう。
と、挨拶をした。
ビジネスが開始され、
 公式訪問者 ITC 第36 期 加藤正枝次期会長は、下記の伝達事項並びに13点について報告した。

◎ITC という名称は新名称が決定するまで暫定的に使用することとし、新たな名称応募への回答を依頼する。

1.ITC 第36期クラブ数及び会員状況について:期首 クラブ数 67 クラブ 会員数 1008 名
  11月1日現在 クラブ数 67 クラブ 会員数 1013 名
2.ITC 第36 期テーマ:「You Raise Me Up―やさしさと励ましのコミュニケーション」
3.今期の方針:
   1) より良い新組織を構築する
   2) 事務とメールの簡素化を行う
   3) 社会貢献に目を向ける
4.ITC のメールは、9月にNo.1を送信した。今後12月、3月、5月の年4 回を予定。
5.ITC 会報誌は年3回発行する。
  第1号は10月20日発行。会報誌は会員相互の「情報交換・発信の場」を提供する。
  今期方針の一つ「事務とメールの簡素化」に伴い、
  役員・常任委員長宛の会報誌を今期は所属クラブ宛に送る。
  第2号は2月初旬に、第3号は7月中旬に発行予定。
6. プログラム・教育委員会より:
  サポートビューローの活動として、「講師、プログラム一覧表」を送信した。講師派遣には
  3,000 円の助成金を支給する。カウンスル、クラブへの講師派遣は1度のみとする。
  年次大会の全体講演講師を決定した。外部講師と会員による教育セッションを企画中である。
7. PREM 委員会より:
  1)今期は「どこでもドアノックプロジェクト」は各カウンスルで、プログラム委員会とも連携して
   行ってほしい。ITC PREM 委員会はいつでもサポートする。
  2)広報用のパンフレット2017年度版は、正式名称が決定次第ウェブサイトに掲載する。
8. スピーチコンテスト委員会は新たにスピーチコンテストの規則と任務を作成した。
  クラブコンテストをしやすくしたのでカウンスルへ代表を送ってほしい。
9. 教育資料研究委員会は今期、委員の人数を倍増して数多くの新しい教育資料をウェブサイト
  に掲載する。クラブのプログラムの充実のために活用してほしい。
10. 今期は資格認証とライティングコンテストを休止する。資格認証については今後検討する。
11. 組織検討委員会はすでに2回行った。会議の記録、お知らせなどを「新組織インフォメーション」
  としてウェブサイトに掲載している。
12. ITC事務局は資料物品の注文をカウンスル会合で受け取る以外に、事務局から郵送も行う。
  ひと月ほどの余裕をもって注文してほしい。バッジ、賞状などはロゴマーク決定後作製する。
13.年次大会について:
  *当初の予定を変更して、2018年6月4日・5日(月・火)の2日間開催とする。大会前日に
   は観光の企画もある。
  *開催場所は、名古屋東急ホテル。会報誌第2号に詳しい案内と申し込みを掲載する。
  *年次大会は一年間の学びの結集が主体となる会合であり、会員交流の場でもある。ぜひ新
   組織の本格的な誕生に立ち会ってほしい。

    
山本令子第29期会計監査委員長が報告後、
第29期会計監査報告は採択された。
 
 稲中真知子予算・財務委員長が今期予算書案の説明後、
審議の結果、第30期予算案は採択された。
   
 
役員報告ののち、会長が計時の都合で、委員会報告書は、全て書面により提出され、
各クラブ会長並びに会員、カウンスルへの派遣員へ送付されている旨、述べた。

引き続いて、特別審議事項 カウンスルNo.7第30期指名委員選挙が行われた。

結果、委員長 藤井豊子会員(倉吉)、委員 柴田久実子会員(米子)、仁科悦子会員(米子マンデー)の
3名が選出された。

新議事はなく、ビジネスは滞りなく終了した。
祝    宴
西村みつ子第36期ITC会長より、ご祝辞をいただいた。
 
西尾琉璃子カウンスルNo.7初代会長が、乾杯のご発声、晴れやかに和やかに祝宴が始まった。 
   
              
             
午後のプログラム  テーマ 継続を寿ぐ 
会長の発声で、午後の部が開始された。 
  インスピレーションを野津寛美会員が朗読した。 
インスピレーション
 
「 今自分にできること。頑張ればできそうなこと。 そういうことを積み重ねていかないと、
遠くの大きな目標は近づいてこない 」 イチロー
私たちが、強い意志と向上心で積み重ねてきたITC、
今まで培ってきた叡智と行動力で、新しい未来を目指そう。
 
記念講演  “Small is powerful”
講 師  鳥取県知事  平 井 伸 治 様 
原田かおるプログラムリーダーが、

講師の紹介をした。
 
鳥取県知事 平井伸治様より、記念講演を前に、ご祝辞をいただいた。  
 
 
 
30年と言えば、英語ではワンジェネレーション。世代から世代へ受け継がれて、定着した活動と考えられます。
国際的にも、山陰でも、ターニングポイントと、伺っていますが、
これだけの方々が集まるパワーあふれる会を大切に思います。

時代は女性のリーダーを必要としています。
もともと、山陰は女性の就業率が高く、様々な分野において、女性の力が輝いてきた歴史もあります。
皆様にも、地域を担う力を発揮されますよう、期待いたしております。



続いて、お金をかけず、鳥取をピーアールしようと色々努力しています。と話され、

まずはじめに、先日は、パンダの名前が「シャンシャン」に決まった翌日、
ギネス認定の世界最大のアンブレラダンス、「シャンシャン傘踊り」を宣伝し、
かなり効果的だったと話されたのち、
「シンシン」と「リンリン」の子というニュースに、
平井伸治(シンシン)と、家内のりえ(リンリン)の子・・・の如く感じたと、
終始、会場をわかせました。

鳥取県中部地震にふれ、支え愛条例、経営革新制度を制定した話から、あいサポートにも、話が及びました。

「小さな鳥取県が発信した手話(言語)条例が今、全国に広がっています。」

鳥取は女性が輝いた土地柄とし、5名の女性を紹介されたのち、
男女共同参画、女性のネットワークや
女星活躍とっとり会議(輝く女性活躍加速化とっとり会議)の実践活動状況を詳しく伝えられました。

県の女性管理職を増員、現在18.4%、全国トップになった話、
テレワークを活用し、サテライトオフィイスを県が作り、広がりがみられている話など、盛りだくさんの内容でした。

介護で急に辞めざるを得ない現状、イクボスにかわるファミボスの展開などの紹介もされました。

移住者の数の急増、「住みたい田舎No.1」になった鳥取市や、
現在、県内各地で活躍する、輝く女性にスポットを当てた、スライドを多く用いられてのお話に、
まるで、平井伸治ワールドに会場全体が飲み込まれたが如く、あっという間の30分が過ぎました。

小さな地域だからこそ、力強い絆が生まれ、全国発信できる

これこそが、
“Small is powerful”と言えるのではないでしょうか・・・

と、熱く、熱く、語られました。
スピーチ 
田中英子会員がスピーチをした。
テーマ「カウンスル会長を経験して」 
 秦野順子会員がスピーチをした。
テーマ「第28回リージョン大会を経験して」
映像でふりかえる「学びの継承」 
カウンスルNo.7 30 年の歴史を映像と音声で振り返り鑑賞した。 
インタビューに応えて、第28回リージョン大会運秘話を語る会員。 
第25 期清水典子会長、第26 期野津寛美会長,第27 期布野泰子会長、第29 期柴田久実子会長が
その期の活動状況並びに活力ある新生ITC を目指してコメントを述べた。
第28 期稲井幾子会長は欠席のためプログラムリーダーが稲井元会長のコメントを代読した。
続いて、第25 期から第29 期までの会長及び会長代理に花束が贈呈された。
第30 期住田会長が今後に向けての抱負とメッセージを述べた。 
 声楽コンサート
 

クロージングソート

新たな扉が開いた   歴史の踏み出すさらなる一歩   叡智をめざして共に進もう 

あなたの持っているなにか   きっとだれかの役に立っているはず 

それは、ささやかなことかもしれない  

 あいさつしたり   笑顔で話を聞いたり   感謝の気持ちを伝えたり 

知らず知らずのうち   私たちは魅力あふれる人として   一隅を照らしているのです

 
   

北村由美会員(とっとり砂丘)がクロージングソートを朗読した。
   日下部 恵子コーディネーターが、

登録総数   93名

ゲスト数    27名

総数     120名

会員出席率  68.3%

と報告した。

注:11月6日訂正後を記しています。
アナウンスメントののち、15時20分会長が閉会を宣言した。 
 
コーディネーター 日下部 恵子会員 
 コ・コーディネーター  稲中 真知子会員