第29期 第3回 会合報告 
 2017年6月28日(水) 出雲ロイヤルホテルに於いて

ITC日本リージョンカウンスルNo.7第29期第3回会合が開催された。
 
年間テーマ WITH YOU ~ 共に成長 ・ 共に成果を ~

会合テーマ 
「共に歩もう」
 
ITC宣誓、ゲスト紹介の後、カウンスルNo.7柴田久実子会長が挨拶をした。
各クラブより選出された6名のカウンスルへの派遣員、全員出席のもと、 ビジネスが開始された。
   
   
     
各種報告、年次報告がなされたのち、審議事項はなく、ビジネスは滞りなく終了した。 
役 員 就 任 式
清水典子インストリングオフィサーと鐘築直子アシスタント(共に米子マンデー)が紹介され、
役員退任式に続き、役員就任式が執り行われた。 
第29期役員、一人一人の労をねぎらい、感謝の言葉と記念品を贈呈した。 
 
柴田久実子第29期会長退任あいさつ

『WITH YOU ~共に成長・共に成果を~』の年間テーマのもと、役員会は、チーム7を合言葉に、
「一隅を照らす」を心に留め、皆様と共に成長しようと取り組んでまいりました。
皆様からかけていただいた励ましの言葉は、自らの心の糧といたします。
皆様のご協力に感謝申し上げます。
 
引き続いて、第30期役員、一人一人が就任宣言を受けた後、セレモニーが執り行われた。 
会      長・・・・・・・    住田実寧子 (米子 )
第一副会長・・・・・・・    中井 明子 (倉吉 ) 
第二副会長・・・・・・・    小酒萬喜子 (米子マンデー ) 
書     記・・・・・・・    播磨 篤子 (鳥取 ) 
会     計・・・・・・・    竹田 初美 (出雲 ) 
柴田久実子第29期会長から、住田実寧子第30期会長にしっかりとギャベルが手渡された。
住田実寧子第30期会長あいさつ

第30期テーマ  継承と向上 ~叡智をめざして~

歴代の会長が心を込めて、我が子のように育てて来られた数々の栄光と実績を
いかに受け継ぎ大切に育んでいくのか、
その課題はとても大きなもので有ると肝に命じて実感しております。

この大切なカウンスルNo.7が更に輝きを増す事を目指して、
皆様と共に研鑽を積んで行きたいと念じております。

 
出雲市総務部長 小瀧昭宏様よりコメントを頂戴した。 
昼 食  歓 談
午後のプログラム テーマ「共に歩もう」
会長の発声で午後の部が開始された。
インスピレーション 
理想を現実にしたければ

与えられるのを待つのではなく 言葉を待つのではなく

自ら動くこと

よき理解者と 同じ理想を持つ仲間と共に

その過程を楽しみながら 歩き、走り、登り、志を高く持ち

自ら学ぶこと
インスピレーションを松下恵美会員(とっとり砂丘)が朗読した。 
 
講 演 「 わたしの出会った作家たち 」

講師 元 文藝春秋 各誌 編集長 
高橋 一清 様 
問 朝美プログラムリーダー(米子)


講師の紹介をした。
 

「人の体をつくるものが、食べ物であるように、人の考えを作るものは出会った人々」と語り、

まずは、芥川賞・直木賞の誕生と、その違いを、

また、純文学と大衆文学作家、それぞれの作家のめざすものの違いを端的に表現された。

講演者自身の考えを作ってくれた、貴重な出会いの数々、その方々の考え方、生き様や魅力を

その生い立ちや生活環境、幸不幸、生死との向き合い方、嗜好、性格など

細かなエピソードや文章の引用を交えて、わかり易く解説された。

長く読み継がれる作品に共通するものがあるとも話され、好奇心旺盛な著名な作家の方々の心情や

とりわけ才能のある個性的な女性作家達との出会いと永遠の別れも含めたエピソード、それらに惹きつけられた。

編集者として、「百年後に心田を耕す」という誇り高き使命をもち、、

本物の作品には作者の体験を通した人間の真実が描かれていると熱く語られ、

だからこそ読書をと、最後に語った高橋一清氏の講演は、心打たれ、身に染みた。
 
   
   
多くの会員が、当日買い求めた本に講演者のサインを求めて列を作った。  
 
一般社団法人 出雲青年会議所 理事長 成瀬公平 様よりコメントを頂戴した。
  景山 良子コーディネーターが、

会員数      144名

会員登録者数  93名

ゲスト        8名

総数       101名

会員出席率    65%

と発表した。
   
柴田久実子会長が、

担当クラブと出雲ロイヤルホテルに対して、謝辞を述べた後、

住田次期会長が、

第30期第1回会合は、2017年11月1日(水)

ホテルニューオータニ鳥取に於いて、

30周年記念会合を開催する
旨、告げた。

柴田会長が、会合終了後の、

「今後のITCの組織について」の案内と、

矢部第一副会長が、クラブ運営研修会について案内をし、

柴田会長が、14時30分、閉会を宣言した。
 
  コーディネーター  景山 良子会員(出雲)

コ・コディネーター 菊地栄美子会員(出雲)



引き続いて、特別プログラムへ移った。 
   
今後のITCの組織について 
 各クラブ会長が、今後のITC組織に望むものを簡潔に語った。
   
鳥取クラブ 吉岡きよ乃会長 

今こそ、力をあわせて
ITCの基本理念を、80年の歴史を大切に活動しましょう
組織運営の簡素化・合理化を
今までのアイデアの蓄積によって実現しましょう
エネルギーを外に向かって発信しましょう
 米子クラブ 住田実寧子会長

組織レベルは、クラブ・カウンスル・リージョンの3つが望ましい。
例会はビジネス・プログラムの2部門、従来どおりが望ましい
使用言語は全レベルにおいて日本語使用する。多言語可能
規則の典拠は、ロバート議事法とする。
総合的なコミュニケーション能力の学びの場が望ましい。
スピーチコンテストは従来通り存続してほしい。
早急に各レベルのサンプル会則を作成してほしい。
リージョン事務局の役割を考え直す。特にWEBサイトの充実。
ITCの基本理念を継続する組織であってほしい
時代に即したものでかつ日本人に合った教育資料を再構築する。
新しい名称は、今までのITCとわかるものがのぞましい。
   
倉吉クラブ 小倉恵子会長 

80年の歴史から、学びから行動する必要性を感じる。
鳥取島根のスピーチフェスティバルの開催や
社会の関心事をテーマとして取り上げるプログラムなど
社会に貢献する組織が望ましい。
 米子マンデークラブ 竹川奈保子会長

自己研鑚して学んだことが、地域貢献できる組織
スピーチコンテストを外部に向けてしたらどうか
例会時間を変えたり、男性会員入会を考えたらどうか。
認知度を高めるためには、ボランティアなどをして、
地域社会へ発信していく事が大事である。
ITCの基本理念どおり活動出来、現状のクラブを継続していきたい。
   
出雲クラブ 都間ゆかり会長 

ピンチをチャンスに変えましょう。
リージョン特別委員会の構築が採択されたので、
特別委員会が示された方向に従っていきたい。
会員一人一人を大切にし、
クラブの自主性を発揮できることを望む。
情報公開を促進し、すべての会員に対して
平等であることを望む。
今以上に団結して、この問題に真摯に立ち向かう。
 とっとり砂丘クラブ 吉川桂子会長

トップダウン式の情報伝達に問題あり。
ITCの教育資料は現在のものを使いたい。
学ぶだけではなく、行動に移していくべき。
ボトムアップを盛んにすること、
主体的に活動する事を増やしていく組織が望ましい。
ピラミッド型の組織から、もっとフラットな組織への変革が
個々のリーダーシップの能力を伸ばすと考える。
   
「会員相互の気づきになりました。来期のカウンスル運営の一助となれば幸いです。」と柴田久実子会長が締めくくった。 
この後、クラブ運営研修会を開催、
会長、第一副会長(プログラム・教育)、第二副会長(PREM・会員・広報)、書記、会計、
カウンスルへの派遣員・議会法規役員、資格認証、会計監査、予算・財務、会則・決議、スピーチコンテスト
計11部門に分かれて、執り行われた。