第 30 期 第 3 回 会 合 報 告 2018年6月26日(火曜日) 倉吉シティホテルに於いて 第30期第3回会合が催された。 住田実寧子会長の開会宣言に引き続き、
ITC-J宣誓が、日英両語で会員により唱和された。年間テーマ 継承と向上 ~叡智をめざして~ 会合テーマ 「 叡智をめざす 」 ゲスト紹介の後、会長が挨拶した。 ビジネスに入り、 ロールコール、議事録承認、通信報告、会計報告、
いずれも年次報告も含めて、役員報告、役員会報告、任命役員報告、
常任委員会報告、特別委員会報告がなされた。審議の結果、 カウンスルNo.7会則・細則(案)は採択された。
議長は、この会則は、本日2018年6月26日より効力を生ずると述べた。新議事の提出はなく、ビジネスは、滞りなく終了した。
役 員 就 任 式 インストリングオフィサーにより、第30期役員退任式、続いて第31期役員就任が執り行われた。
30周年の節目、今期テーマに添って、無我夢中で走ってまいりました。
今まで学んできた会員の力を縦軸に、今期の創意工夫を横軸にして、
「叡智」という美しく堅牢な織物が出来上がり間近と思います。
来期、会員の皆様はその美しい織物をを纏って下さい。
そして、新組織構築の年、皆様と共にその構築の過程に参加し、見守ってまいりました。
今後の組織運営においても、貴重な経験だったと思います。
と、住田実寧子会長が、退任挨拶をした。
インスタレーションテーマ 「 連 携 」
住田実寧子第30期会長から、竹内ひとみ第31期会長へ、ギャベルがしっかりと手渡された。
新生ITC-Jで、 何をどのように学ぶのか、なぜ学ぶのかを、会員一人一人が考え実践する一年となりますよう努めます
と、就任挨拶をし、来期テーマを発表した。
第31期テーマ
「ビジョンとパッションを持って、あなたのミッションを」
石田耕太郎倉吉市長より、コメントを頂戴した。
一億総活躍社会、女性の活躍が望まれています。
ITC-Jが育成機関として、益々発展されますように祈ります。
昼 食 ・ 歓 談 午後のプログラム クラブお奨め教育・プログラム 会長の発声で、午後部が開始された。
インスピレーション
一日の終わり 夕陽を眺めながら
その日をふり返る
次の朝 陽光を浴びながら
一日の活力を願う
積み重ねた日々を糧にして
伝統への道標に向かい
今日 この一歩を踏み出す
積み重ねた日々を糧にして
叡智への道標に向かい
今日 またもう一歩踏み出す
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プログラムリーダーが、プログラムの流れを説明後、各会場へ速やかに、移動するよう促した。
鳥取クラブ 短歌に挑戦
短歌に挑戦、大和ことばに親しむ
参加者は、あらかじめ講師に短歌を作ってくるよう指示されていた。
短歌の成り立ちを聞いたのち、各自の作った短歌について、ひとつひとつ講評がなされた。
また、大和ことばについて、ひらがなの成り立ち、短歌、和歌の分類等にも話がおよんだ。
短歌と和歌の違いなど、系統だてて聞くことで曖昧だったものがはっきりしたり、
それぞれの講評では、これはいったいどなたが作られたのだろうと想像しながら
楽しいひと時を過ごすことが出来た。
纏め発表から
米子クラブ 傾聴を学ぶー教育と実践ー
傾聴を学ぶ
傾聴を学ぶの教育を受けた後、傾聴力を高める実践練習という例題をあげながら学んだ。
傾聴というのは、どんな立場でも、「あなたを理解していますよ」と
伝えることが一番大切なことではないかと感じられた。
励ますだけでは、相手は気が晴れない、じっくりと、親身になって聴くことが大切。
例題を通して、良い応答例・悪い応答例を学んだ。
良い応答例は、相手を理解して、絶望感を共感する、聴き手の物差しではからないこと。
傾聴とは、一問一答、一朝一夕では、軽減あるいは解決できることではなくて、
長い時間をかけて、やっと一筋の光が見えるという長い道程になる心構えが必要と結ばれた。
纏めの発表より
倉吉クラブ Let’s try 即興スピーチ
回転寿司とチャップリンスピーチ
準備のいらないワークショップ、回転寿司とチャップリンスピーチを実践した。
回転寿司では、同じ話を3分間、相手をかえて2分間、また相手をかえて1分間のスピーチをする
スピーチ内容が凝縮され、一番伝えたいことを盛り込んでいくことが出来るメリットがある。
聴き手も、相槌を打ったり、うなづいたりすることで、双方の気持ちが共感し、聴くことの大切さを学べる。
3分間・2分間・1分間のスピーチを経験すると、2分間のスピーチがとても心地よいとの感想だった。
チャップリンスピーチは、皆が輪になって座り、まずリーダーが、一人にテーマを与えて
1分間スピーチをする。スピーチを終えた方が、他の方に違うテーマを与えて1分間スピーチを、
これを繰り返す。今日の話題にも取り込めると思われる。
楽しい即興スピーチの実践に、参加者の笑顔がはじけた。
纏めの発表より
米子マンデークラブ 説得スピーチバトル
説得力を競う 優勝者には素敵なプレゼントが・・・
説得力のあったスピーチを参加者が選んで、トーナメント方式で勝敗を決めた。
「書籍は電子媒体より紙媒体が良い」 イエスか、ノーか、
「生まれ変わったら女性が良い」 イエスか、ノーか、
「バカンスは、山より海が良い」 イエスか、ノーか、
「小中学生にスマホをもたせるべきでない」、イエスか、ノーか、
「ぺットは、扶養控除の対象にすべきである」 イエスか、ノーか、
「学校の制服は、廃止すべきである」 イエスか、ノーか、
「省庁は、地方に分散すべきである」 イエスか、ノーか、
以上のテーマで、競われたが、どんなところが説得力につながったか、
都度、聴衆に投げかけられたので、大変勉強になった。
纏め発表より
出雲クラブ 音楽こぼれ話
作曲家シューマンとショパンを支えた二人の女性
ピアノを弾きながらの紹介、至福のひと時を過ごした。
シューマンを支えた妻、ピアニスト クララは、
良妻賢母で、シューマン没後も残された7人の子を育てつつ、
ピアニストとして、シューマンの作品をこの世に紹介した人物だった。
とても献身的な女性だったが、ブラームスと三角関係になり、
シューマンはそのために焼身自殺を図ったり、
なくなる前に。「僕は知っているんだぞ」という言葉を残したとのこと。
ショパンにかかわった女性、ジョルル・サンドは、
悪女として、自由奔放で、悪評は高かったが、
ショパンを経済的に、母のように援助した女性。
シューマンとショパンの名曲が、今なお、世界中で愛されているのは、
二人の女性の内助の功によるもの。
いつの時代も、人間同士の感情の中で、芸術が生まれていくということを実感した。
纏めの発表より
とっとり砂丘クラブ パステルで“夏”を描いてみよう
パステルアート体験
クレパスのような筆記用具を粉状にして、その粉を指につけて、
画用紙の上に、指で塗っていく。
指を使うことで、心も和み、気持ちが緩んで、思い通りに描ける、
とても心の癒しになるものではないかと思った。
老健施設に於いても、取り組まれているとのこと。
金魚の型を使用し、好みの色に仕上げた。
参加者一人一人の好みの色は、それぞれで、ひとつとして同じものはなかった。
作品鑑賞会では、各々に褒め合い、脳が活性化され、楽しい時間だった。
纏めの発表より
倉吉市社会福祉協議会 会長 坂本 操様より、コメントを頂戴した。
「6つの教室を高齢者学級に持っていきたい、脳トレにはぴったり」と、感想を述べられた。
親からもらった、口を使って、コミュニケーションを図る、これが一番の情報伝達だと思う、
コミュニケーション不足が、残虐な殺人につながる、
いつの世も、口を使って、楽しい話題を伝えていけば、世の中もっとよくなると確信すると、まとめられた。
コーディネーターが、報告した。
会員数 139名 登録総数 101名 ゲスト数 8名 総数 109名 会員出席率 73%
会長が、担当クラブ並びに倉吉シティホテルに謝辞を述べた後、
閉会を宣言した。
温かい拍手がしばし会場に鳴り響いた。
第30期第3回会合より、ITC-Jのカウンスル旗 ・ITC-Jのクラブ旗が掲げられた。