第2回 ITCのつどい


第2回ITCのつどいが、2014年4月19日、とりぎん文化会館にて開催されました。
ゲスト約80名、会員を併せ150名以上が会場を埋め尽くしました。

元NHKアナウンサー
 藤澤 武 氏を講師に迎え    クリック→プロフィール
「放送こぼれ話と朗読の楽しみ」というテーマで講演いただきました。
 
 藤澤氏は、相撲の力士、小錦のマヨネーズかけご飯
『北を向く』(あまのじゃくな)曙、若貴全盛期時代の話で
集まった150名以上の聴衆の心をつかまれました。

スポーツアナウンサーの軽快な実況中継で会場を沸かせます。

鳥取県立鳥取西高等学校のグランドは思い出の地として、
球児の練習を実況し続けた日々をふりかえられました。

また、40年前、米子工業・鳥取工業の大激戦、
4時間48分の実況で自信がつきましたと、
なんとも、地元を元気づけてくれる話に、
会場は、歓声と笑いと拍手に包まれました。 

そして、ご自身の出身地、大分県津久見市の
児童合唱団が、県人会諸氏の努力で、
あの四谷、紀尾井ホールにて、夢のような発表会を開催した模様を
そして感動のステージを切々と語られました。
 中盤では、客席を引き込み、言葉についておもしろおかしく問題提起。

その後は、たとえ人前で話すことが苦手と思われても、
何はともあれ、訓練と慣れですと力説。

また、結婚式の司会は100組以上という藤澤氏が、
孫娘の結婚式で、おじいさんが語った感動のスピーチを再現すると、
思いもよらずあちこちでもらい泣きが・・・。
そして、お手本のようなスピーチより、
今の気持ちを伝えるスピーチが一番と語られました。

最後に、スピーチの最大のコツは、
センテンスが短いことにつきます、
分かり易いことが何より大切と締めくくられました。


一時間半という時間はあっという間でした。
心地よい時間は、余韻を残し、講演終了後もあちらこちらで、
会話の花が咲き、たくさんの笑顔が見られました。